令和元年台風19号で被災した東北地方に向けて、岡山県社会福祉協議会がボランティアバスを出すことになりましたので、当法人からも職員1名を派遣しました。

最初に訪問したのは宮城県の大郷町という所で、川の堤防決壊により集落が被災した地域です。農家の方よりビニールハウス内のゴミを撤去してほしいという依頼があり、地元の方や北海道から駆けつけたボランティアチームと一緒に作業しました。稲刈りが済んだ直後のため、大量のワラが流れ込み、畑が甚大な被害を被っていました。

 

 

次に訪れたのは同じく宮城県の丸森町という所です。水害の規模が大きく、今も多くの支援を必要としています。ここでは浸水した個人宅を訪れ、住宅の一部を取り壊す作業を手伝いました。

ボランティアセンターでは多くのスタッフが働き続けています。ボランティアに来てくれる方も多く、支援の輪が広がっていることが窺えます。

 

台風が襲来してから1か月以上が経ちますが、今でも水道が復旧しない地域もあり、被災した地域の方は不便な生活を強いられています。もうすぐ雪が降りだすということもあり、復旧が急がれます。

岡山県も昨年西日本豪雨で被災しましたが、被災した経験を忘れることなく、支援を続けられたらと思います。